甲府市に津波リスクはある?答えは「なし」
**甲府市は津波浸水想定区域の指定がありません。**山梨県は海に面していない内陸県であり、甲府市は甲府盆地の中央に位置するため、津波が到達する地理的条件にありません。
国土交通省の津波浸水想定 (国土数値情報) でも、甲府市域内に想定区域は設定されていません。住宅購入・賃貸時に津波リスクを心配する必要はないエリアです。
火災保険の津波補償は不要?
火災保険の水災補償は「洪水・高潮・津波」を一括カバーする商品が一般的ですが、甲府市の場合は洪水リスクが高いため、水災補償自体は引き続き必要です。津波単独の心配はなくとも、洪水対策として水災補償の付帯を強く推奨します。
津波がない甲府市で本当に注意すべき災害は?
津波リスクこそないものの、甲府市の総合災害スコアは57/100 (高い)。内訳を見ると、地震と洪水が突出して高リスクです。
| リスク種別 | スコア | レベル |
|---|---|---|
| 地震 | 100/100 | 極めて高い |
| 洪水 | 100/100 | 極めて高い |
| 津波 | — | 指定なし |
| 土砂 | 0/100 | 低い |
| 液状化 | 20/100 | やや低い |
スコアは防災科研J-SHISと国土数値情報を統合した0-100の独自指標 (高いほどリスク大)。
甲府市の地震リスク (震度6弱30年確率39.68%)
- 地震リスクスコア: 100/100 (極めて高い)
- 震度6弱以上の30年超過確率 (平均): 39.68%
- 震度6弱以上の30年超過確率 (最大): 40.83%
- AVS30 (表層30m平均S波速度): 365 m/s
- 地盤増幅率: 1.08
甲府盆地は厚い堆積層に覆われ、地震時の揺れが増幅されやすい地盤特性を持ちます。耐震等級2以上の住宅選び・地震保険加入を強く推奨します。
甲府市の洪水リスク (想定最大浸水深10m超)
- 洪水リスクスコア: 100/100 (極めて高い)
- 想定最大浸水深: 10m超 (下限20.0m)
- 洪水浸水想定区域ポリゴン数: 331,498件
甲府市内には荒川・笛吹川など複数の河川が流れ、氾濫時の浸水深が深いエリアが広く存在します。物件購入前にハザードマップで想定浸水深を確認し、火災保険の水災補償は必ず付帯してください。
甲府市の土砂災害・液状化リスク
- 土砂災害リスクスコア: 0/100 (低い) — 警戒区域はごく限定的
- 液状化リスクスコア: 20/100 (やや低い)
市街地中心部は土砂災害・液状化のいずれも比較的安全。ただし山地に近いエリアでは個別に土砂災害警戒区域の指定があるため、物件単位での確認が必要です。
自治体公式ハザードマップ
甲府市で家を買う・借りるときの災害チェックリスト
津波リスクがない代わりに、地震・洪水対策が最重要です。
- 洪水想定区域の物件: 火災保険の水災補償を必ず付帯。2階以上の居室確保も検討
- 地震対策: 耐震等級2以上の物件選択、地震保険加入、家具固定
- 液状化対策: 戸建ては地盤調査結果を確認、必要に応じ地盤補強
- 重要事項説明書: 2020年改正で災害情報の説明義務化。記載内容を精読
データソース
- 防災科学技術研究所 J-SHIS (地震動予測地図)
- 国土交通省 国土数値情報 (洪水・津波・高潮浸水想定区域、土砂災害警戒区域)
- 甲府市公式ハザードマップ
- 国土地理院 (液状化基盤データ)
よくある質問
Q. 甲府市に津波は来ますか?
**来ません。**甲府市は山梨県内陸に位置し、津波浸水想定区域の指定もありません。海岸線から距離があり、地形的にも津波到達は想定されていません。
Q. 津波がないなら水災補償は不要ですか?
**いいえ、必要です。**甲府市は洪水リスクが極めて高く (スコア100/100、想定最大浸水深10m超)、火災保険の水災補償は洪水対策として必須です。
Q. 甲府市で最も注意すべき災害は?
地震と洪水です。震度6弱以上の30年確率39.68%、洪水想定浸水深10m超と、いずれも全国平均を大きく上回るリスクです。
Q. このリスクスコアの出典は?
防災科研J-SHIS (地震動予測地図) と国土交通省 国土数値情報 (洪水・津波・土砂災害指定区域)、自治体ハザードマップを統合した独自指標です。2026年最新版データに基づきます。
